作曲活動再開するまでの

40歳ぐらいの男が15年ぶりに作曲活動をはじめるにあたって全部

12、編集と分析

ほとんどの作曲は、編集の産物だと僕は思っている。コンセプトに合う知識や技術を自分で編集して作る。当然自分で編集するところに、センスが発揮されるから個性が現れるので、編集と言っても独自性がある。これが求めるレベルでちゃんと出来れば、99%大丈夫だし、この編集能力は簡単に身につかないと思うし、しかも日々鍛錬しないと衰えたりする。

では、ほとんどの作曲じゃない作曲というのは何かというと、曲が舞い降りるパターン、閃き型です。普通作曲は閃きだと思うかも知れないが、実際には、もう、ほっとんどが違うんだよね。閃きと言えるまでは閃いていない、知識と技術を組み合わせて気持ち良くしてる、そんな応用です。

閃いた時に真に必要なのは閃きを分析して把握することで、これに成功するといい素材の編集に繋がり無事に曲になるんだけど、この分析は実に結構な能力が必要だと思う。独自の物が降りている状態の分析に失敗することは、どの知識と技術に照らせばいいのか迷ったりするので、せっかく閃いたのに頻繁に起こりうることだと思う。分析に失敗するとほとんどの作曲と、なーんにも変わらなくなるか、崩れてヘンテコになってしまう。

閃きの処理は他人に任せられない。他人に任せられるのは素材にしてから後。

音楽能力が低い人が、どうにか他人にやってもらって、結果的に確かに楽曲として質がちゃんとしてるのに多分、内心「自分が求めているもの」と違うと、モヤモヤ。煮え切っていない。だが…甘んじろ。君にはそれが当たり前なんだから受け止めろ。

みんな受け止めてるんだし、

 

12、編集と分析、終わり