作曲活動再開するまでの

40歳ぐらいの男が15年ぶりに作曲活動をはじめるにあたって全部

35、数字は大事

 誰にでも出来るようにという事で色々と言語や数字で表せるように。

メソッド。流行した時期があって、それはコンピューターミュージックとその環境、所謂DTMが普及していく時期に必要だった。様々な形で、そこに音楽理論をも含めて特にインターネットで求められてそうなったんだと思うけど。

今もそうなのかと言えば、出揃っている感があってその時期は終わってると思う。

今に続く悪影響もあると思う。本当は良い作品は1つ1つ徹底的にカスタムだった。そこに答えがあるとしたら感動を求めた結果でしかなくて、感動を探してくれってことだけですよね、メソッドというより。

でも、どうにか皆にという事で広まった言語や数字達が、How toが、正しさや基準として歩き出してしまった時に、自由なクリエイター、発信者達の首を緩慢に絞めつけてしまって。例外がいっくらでもあって、本当は例外なんて表現自体が残念だと分かっているのに説明責任を果たせる音楽作りになったのが暫くあり、結局は少しずつ勢いを欠いていって。

そしてメソッドの拾得者が活躍出来るように取り計らう必要が出たことで、ちょっとガラパゴス化した。正当化にも余念が無いんだけど。

誰でもというか平等は、対抗心を含んだ正義の一種に思えるわけで、上手く噛み合ってガラパゴスを脱するのは、無関係な人にも何となくそれが漏れ伝わったりする過程を経て、もう少しその辺が洗練されてからになると思う。

 

35、数字は大事、終わり