作曲活動再開するまでの

40歳ぐらいの男が15年ぶりに作曲活動をはじめるにあたって全部

①どうしても音楽が好きらしい

色んな事があった。

色んな人生を考えたし、考えるしかなかった。

ボーカルがいた。ピアニストが、ドラマーがいた。ベースがいて僕はギタリストだった。

理論や技術を教えてくれた人がいた。助っ人がいた。大人がいた。

彼女がいた。同棲もした。車を持ってた。

浮気したし、浮気された。

夜働いた。仕事で誰かに殴られた。

オーディションを受けた。曲が採用された。

彼女を失いそうな時、音楽活動を止めて、彼女を養う為に進学を決めた。

資格を取った。

彼女は彼氏を作った。僕は彼女と浮気を繰り返した。

 

ギターは弾けた。でも一番好きなのは違った。

1番作曲が好きで、楽器ならピアノが好きだ。

 

ピアノは下手だった。作曲も自分が作りたい曲になっていなかった。

 

とにかくお金が無かった。

 

3歳のころから音楽好き。キーボードを弾いていたし、家に暫くピアノもあった。

 

音楽活動をやめた15年と何年か前、でも僕は結局作曲を続けた。活動はしていない。

活動になったら期待され、そして期待を裏切るだろう。本当にそんな実力しかなかった。

 

上手い、凄い、いい、好き、よろしくお願いします、、高評価があっても僕にはそんな実力はない。聞こえない。僕の中に決して染み込まない、共鳴しない。

例えば僕が僕を作曲家だと思わないし、好きな作曲家じゃない。

 

音楽が好きだ。作曲が好きだ。

だから聞き続けたし作り続けた。パソコンを使って、ギターを使って、15年以上活動をしないで作曲を続けた。

15年以上やめられなかった、これが正しい。

 

①どうしても音楽が好きらしい、終わり